2024 3 3 ガキ使「ハリウッドザコシショウものまねストラックアウト(前編)」感想

なんでしょうねぇ…。全然期待してなかったんですけど、

めちゃくちゃ面白かったです。

面白かったですね。なんだろね…。面白いなぁ。

私元々ザコシさんの芸というか芸風というかあまり好きじゃなかったんですよ。多分ガキのザコシ七変化の感想記事とか、怖くて読み返してないですけど、多分あまり良いこと書いてないと思います。多分。でも年齢を重ねたからか今ではザコシさん好きになりましたね。いつぐらいから好きになったか自分でも分かりませんけど。

山-1とかの記事読んだ事ある人はなんとなく分かるかもですけど、シュール系ピン芸みたいなジャンルの芸…まぁなんつーかあらびき団的なネタとかはあまりグッとこないタイプで。ある意味でそういうジャンルの先駆者レベルの人の一人だと思うんですよ。ザコシさんって。それにザコシさん自身は特にやってることも大きく変わってないじゃないですか。それなのになんで今はこんな面白いと感じるようになったのか…客観的俯瞰的な自己分析しようにも分からない。面白いんは面白い、理由なんて無いって事なんですかね。

それはそうと今回の企画は去年11月に行った。

2023 11 5「原西ギャグストラックアウト(前編)」
2023 11 12「原西ギャグストラックアウト(後編)」

の第二弾企画です。前回内容からの変更点はゲストが原西さんからザコシさんになった事、サブゲスト兼解説役としてケンコバさんが居る事、それに外した場合がホホホイではなく山ちゃんのギャグ「マー」という位ですかね。あと一応原西さんは「ギャグ」だったのに対してザコシさんは「モノマネ」という事。つってもザコシさんのモノマネってもはやモノマネでもなんでもない単純にザコシさんのネタって感じなんで最早モノマネというよりザコシさんの独自ネタって感じですけどね。それを前回同様100枚のパネルストラックアウト方式で全部落とすまでクリア出来ないという企画。

ちなみに解説役のケンコバさんは同期でプロレス好きで仲も良く、これ以上無い解説役。ケンコバさん自体も「どうかなぁ…」と思ってましたけど、居てくれてよかったです。解説もそうですけど、流石コメントやツッコミが上手い。ある意味ザコシさんんとも阿吽の呼吸という感じでとても良いチョイスというか配役だったかなと。

ちなみにちょっと話の道を外しますけど、少し前の水ダウで芸人が思う凄いコメント~的な説で野々村友紀子さんがプレゼンしたザコシさんのコメントのくだりが感動的だと話題になりましたね。松ちゃんが渦中だったことも相まったのかもですけど。まぁくっきーもそうですし、エガちゃんもそうですけど、表面上無茶苦茶してるっぽい芸人程根は真面目だなって思いますよね。私もあのザコシさんのコメントにはグッときましたし。かっこいいなとも思いました。根が真面目と書きましたけど、というよりかは純粋にお笑いが本当に好きなんでしょうね。ザコシさんは長い不遇の時間とかもあったからなのかもしれませんが。

感想

前述の通り面白かった。正直ロジカルにザコシさんのネタのおもしろさを語るのは難しいんですけど、面白いのは面白いですからね。

タイガーステップのネタは七変化でもやってましたね。なんならザコシ七変化のネタの中でもかなりシュールさは強いネタだったけど、なぜか面白いネタだったという印象があります。

まず普通の◯◯のものまね~の段階で「全然違うやん」とか「もう誇張してるやん」とか「そんなんちゃうやん」って突っ込まれるの面白い。特にケンコバさんが鋭いツッコミしてて素晴らしかった。

あとある意味卑怯なんですけど、ザコシさんのネタ後のサブ(?)的な付け加えコメントがまた卑怯面白いんですよね。「ゴォス」とか「はぁっ!?」「ええやんええやん」とか。あとカーテン閉まった後のザコシさんのリアクションインサートも時折入るんですけど、これがまた面白い。ザコシさんの素が垣間見えるというかね。

あと山ちゃんの「マー」も最初ちょっと心配だったんですけど、山ちゃんがしっかりやり切るので面白かった。あれがおざなりにやってると面白くないなんでしょうけど、しっかりとやり切る感が面白さを生んでる。流石プロ。さらになぜか「マーっ」「もう一回」「マっ…なんでっ!?」の山ちゃん>浜田さん>山ちゃんの流れるようなパスからのゴール感が素晴らしいですね。前回もそうでしたが今回もメインのネタとは別にこの「マー」のくだりがある事でさらにこの企画の見どころというか面白さを増してすごく良いと思いました。後半疲れてきてからどうなるか…。それも楽しみ。なぜか自分がミスった時は2回連続>3連続にさせられるのも面白い。山ちゃん大変だろうけど。

多分今回前半だけでも披露した数あるネタ、見てる人によって好きなネタは千差万別でしょうね。ある人は爆笑。ある人は無…みたいなね。私もプロレスネタあまりわからんので、それ系のネタはなんとなく面白そうだなと思いつつも、流石に笑うというところまではいかないですし。私なんか「スーファミファイナルファイトのデブ」とかめちゃくちゃ笑いましたけどね。やっぱニッチなネタは元ネタが分かるほど面白かったりしますし。

でも「ヤバいサラリーマン」のネタのように誇張したものまねシリーズじゃないネタでも面白いネタありますし、流石ドキュメンタルでも無双レベルの強さを誇る人は懐がデカい。ネタのレパートリーも広い。流石ですよね。

そういえばEDソングか「日曜日よりの使者」でしたね。作曲者の甲本ヒロトさんが自殺しようか迷ってる時にガキの使いを見て「俺まだ笑えるじゃん」と踏みとどまって、その事がきっかけで生まれた歌詞の楽曲とも言われている名曲です。(間違いでした。コメント欄で教えて貰ったので参照の事)ごっつええ感じでもEDソングでしたけど、ガキの使いもEDソング毎回日曜日よりの使者でいいじゃないかって思いますけどね。うってつけだとは思いますが。

まとめと次回

良かったです。後半も楽しみ。後半は山ちゃんがどうなるかも気になりますし。あと純粋にザコシさんのネタが面白いんで見てて飽きない。コメントもケンコバさんはじめ浜田さん山ちゃんすごく良かったですし、全体的に上手くザコシさんのネタをさらに盛り上げるものが多く素晴らしかった。後半も期待。

前回の原西さんのバージョンもなかなか良かったんですけど、さらに超える面白さかもしれません。ただ後半盛り下がらなければですが。

はい。というわけでまた次回~

以上。

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10 Responses to “2024 3 3 ガキ使「ハリウッドザコシショウものまねストラックアウト(前編)」感想”

  1. キャサディ より:

    いつもサイトを楽しく拝見しています。細かい指摘になりますが、日曜日よりの使者の説明が間違っています。「自殺しようか迷ってる時にガキの使いを見て「俺まだ笑えるじゃん」と踏みとどまった」のは甲本ヒロトではなく中村一義という別のアーティストです。自分が甲本ヒロトと中村一義のファンなので誤った情報が広まるのが嫌なので指摘させていただきました。すみません。
    ↓この雑誌内のインタビューでも触れられているのでもしよかったら
    https://www.amazon.co.jp/-/en/BUBKA%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8-ebook/dp/B0CWKMBZMM

    • ブログ主 より:

      キャサディ様

      コメントありがとうございます。。

      >日曜日よりの使者の説明が間違っています~
      え!?マジすか。いえいえキャサディさんが謝るのは違います。誤情報を流してる私が全面的に悪いので。ということは日曜日のよりの使者の歌詞もガキとは関係無いという事なのでしょうか?それとも自殺を踏みとどまったという事実だけが誤解というか誤情報なのでしょうか?

      • キャサディ より:

        作成者の甲本ヒロトさんが曲について詳しく説明してないので、真相は分からないのですが、日曜日よりの使者がガキ使、松本さんのことを歌ってるのは正しいのかなとファンとしては思います。(歌詞の適当な嘘をついて~や、ガキ使が日曜日に放送されている点から)
        自殺を踏みとどまった~というエピソード自体がこの曲とは関係ないだけですね。

        • ブログ主 より:

          キャサディ様

          コメントありがとうございます。

          なるほど~。ありがとうございます。松ちゃんもトークで自殺を踏みとどまった~というエピソード自体は話してたんですけど、具体的なアーティスト名は言わなかったし、甲本ヒロトさん側の具体的な証拠となるコメント等は無いってのは知ってたんで、それが歌詞の内容と自殺を踏みとどまった~というエピソードの話しとネット上の情報とごっちゃになり誤解した感じかもです。歌詞はガキの事を言ってると嬉しいですね~

  2. 匿名 より:

    今回は大当たりでバリメッチャものごっつおもろかった。流石、ザコシさんと思った。私的には、ファイナルファイトのジーオリバーとビルブル、ワンフーが一番おもろかったし、誇張しすぎたゴイゴイスー!も最後はライジングタックルみたいで好き。

    • ブログ主 より:

      匿名様

      コメントありがとうございます。

      >今回は大当たりでバリメッチャものごっつおもろかった~
      面白かったですねー。ザコシさんのネタのポテンシャルもさることながらケンコバさんのサポートも光ってましたしね。

      >一番おもろかった~
      多分見た人はそれぞれ「一番刺さるネタ」があったでしょうね。しかもそれはそれぞれバラけそう。でもどれかは絶対に物凄く刺さるネタっていう感じで。それぐらいレパートリーも幅広いし素晴らしかったですね。

  3. 匿名 より:

    ザコシショウって自分も好きではなくむしろ嫌いに部類する芸人だったんですけど、花束を投げ捨てるごぼうの党の誇張しすぎたモノマネを披露した辺りから一気に惹かれてしまいました
    以降はザコシが出てる番組はチェックするようになってしまったくらいですね
    コメ投稿時点ではさんまの向上委員会がザコシ主体になってて良かったです
    今回の企画も30分間ダレることなく楽しく観れましたし、ケンコバのボソッとしたツッコミも良かったです(ザコシがスベりすぎて朝まで飲んだくれたくだりとか)
    あとやはり、外せないのがエンディング曲ですね
    キングオブコントの会のエンディングもそうですけど、ヒロトの歌う曲はまっちゃんの出てる番組と親和性が高い気がしてなりません
    今後、クロマニヨンズの曲がどこかで使われると嬉しいな

    • ブログ主 より:

      匿名様

      コメントありがとうございます。

      >好きではなくむしろ嫌いに部類する芸人だった~
      そうなんですよねぇ。初見の印象と今とではかなりイメージ変わりました。ああいう世界観というか芸風でも今はしっかり面白いってシンプルに凄いなって思います。

      >外せないのがエンディング曲~
      ですね。親和性バチコリな感じしますね。松ちゃん自身もハイロウズのベスト・アルバムのCMに出演したり、度々ファンだとコメントするなどしてますし。ガキでももっと採用してBGMやEDで使っても良いんじゃないかなぁとは思います。

  4. 腰振りのおばさんの孫 より:

    ザコシさんの誇張モノマネシリーズのフォーマットは万能だなぁと思える回でした。

    ガキ使の感想はm1で松本人志さんがランジャタイを見た時のコメントを借りますが見る側の精神状態が分かる。

    • ブログ主 より:

      腰振りのおばさんの孫様

      コメントありがとうございます。

      >フォーマットは万能だなぁと~
      ほんとそうですね。発明って感じかもですね。誇張ものまねといってもコロッケさん達ものまね芸人のする誇張したものまねとも全然違いますし。

      >見る側の精神状態が分かる~
      あーそんなコメントしてましっけ。ランジャタイの審査員コメントは志らくさんのイメージが強くて松ちゃんのコメントはあまり覚えてなかったです。なるほど「見る側の精神状態が分かる」ですか言い得て妙ですね。

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